メガネを処方箋でつくるリスク、度数はどこであわせるのがベター?

これからメガネを作る人は必見です。

ぜひ参考にしていただけると幸いです。

メガネの度数を眼科で測ろうとしている人は知っておいてください。

実は処方箋には大きなオチがあります。

こんな人に読んでもらいたい
●これからメガネを作る人

●メガネの度数をどこであわせるか知りたい人

●遠近両用メガネを作りたい人

処方箋にはオチがある パート1

処方箋はメガネ店で融通がきかない、という事を覚えておきましょう!

どういうことかと言いますと、眼科の処方箋の数値はメガネ店では変えてはいけません。

その為、お店で処方箋を出した後、やっぱり少し度数を下げたい、もしくは少し度数を上げたいと思っても変更できません

ローシー
度数を変更する場合、眼科へ行かないといけません。いくら事情があってもメガネ店が度数を変える事はできません。そういう法律があると思っておいてください。

これは案外重要なことで、お店でお客さんがメガネ店のスタッフさんを怒鳴りつけるという事例は多いのです。

在庫レンズのある範囲でメガネを作ると数十分後にはメガネが出来上がるという状態ですぐにメガネが欲しいのに処方箋を出すと在庫レンズがある度数に変更する事も出来なくなるのです。

メガネ店のせいではありません。そういう法律なんです。

逆にいえば、医師が出した処方箋の内容をお店が勝手に変える事の方が本来は怖いですよ!

メガネ店に文句を言った事がある人は今一度よく考えてみましょう!

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処方箋にはオチがある パート2

処方箋のオチである2つ目は、処方箋には度数と瞳孔間距離(PD)という数値が書いてあるだけです。
指示の中に近用、遠用、遠近両用、など若干の補足的な指示は記入されている事があります。

しかしここからが問題です。

メガネを作る時のアイポイントの指示もなければレンズの種類の指示もないのです。

レンズには球面レンズ、非球面レンズ、薄型、超薄型、単焦点、多焦点、などさまざまな種類があります。

しかし、ほとんどの処方箋にはどんなレンズで作るかの指示は記入されていません。

検査で使用したレンズとは異なるレンズで作る事になります。もちろん、処方箋を受けたメガネ店もどんな状態で検査したかなど分からないのです。

特に遠近両用であれば累進多焦点レンズがあります。その中には累進帯という度数を変化させる部分の長さで大きく見え方が異なってきます。

非常に重要なポイントです。

しかし、ほとんどの処方箋には累進帯の長さの指示は記入されていません。

9mmなのか16mmなのか、どんな時に使用する為に合わせた度数なのかも詳しくはわかりません。メガネ店にしたら、色々とお客様から情報を聞くと別の度数やメガネを提案したくなるし、聞いたところで処方箋を変える事ができないのであまり聞いたりしません。

結構重要な事です。

こんな状況の中でメガネの度数を眼科であわせる意味があるのでしょうか?子供のメガネは眼科で合わせた方がいい、初めてのメガネは大人でも眼科がいいという声を聴いたことがありますがなぜでしょうか?

点眼剤を使用してメガネの度数合わせをされた人が何人いるのか疑問ですね。

眼科は眼病のチェックが重要なんです。メガネ度数を合わせている人が眼鏡士でなければ意外とメガネに関しては無知な人が多いのです。または自己流を信じている人が多いです。

メガネ店勤務のベテランスタッフさんの中にも自己流を信じきっている人が多いのが現状です。
間違った知識が自信につながっている人が多いのです。

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メガネの度数はどこで合わせるのがベター?

メガネの度数は眼病がない人はメガネ店で合わせた方がベターだと思います。

眼科で測るのは不利な事が多いのです。

フレームもレンズもわからない、作ったメガネのフィッティングを確認する事もできない、では良いメガネにたどり着く方が可能性は低いでしょう。

しかし、問題なくメガネが作れている事実があります。
メガネの度数は慣れるのです。合っていると信じて使っている人は見えている限りなんとも思わない人が多いのです。
眼科で合わせたから安心と思っている人はなおさら何も思わずにメガネを使っていると思います。
もっと使いやすい度数があったとしても、比較しながら使うわけでわないので気づきません。

だから眼科で測ってもメガネ店の自己流検査員が測っても良いメガネと思えるメガネは出来上がるのです。

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まとめ

処方箋にはオチがあるという事を頭に入れておきましょう!

度数を変えれなくなる、本来必要であろうデータは記入されていない事が多いという事です。

メガネの度数はメガネ店で合わせる、眼病は眼科で検査をしてもらうという役割があると思っていただけると良いかと思います。

メガネを作る時の参考にしていただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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